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人から聞いた自殺配信動画を見た。女子高生の自殺。女の子は右を見て、電車が来ることを確認し、綺麗に飛び降りた。

 

この人に対して色々な意見が飛び交っているがまあ言うまでもなくどうしようもない人たちが多い。

 

死にたいと言っている人に生きてというのはもはや暴力的だとすら思えやしないか。生きたい人に死ねというのと変わらない(と、ある人から聞いた)。

 

一ヶ月前頃は飛び降り動画がTwitterにあがっていてそれも見ていた。群衆が地上から見守る中、その人は飛び降りた。なにかの冗談かと思ってしまうほど高かった。高かった。

群がってスマホをかかげる人がいたならば、僕はその人と同じ場所に立って、集まってきた虫けらに火炎瓶を投げつけて傷つけてやりたい。人を殺すのに効率なんて考えないけれど、たくさんの人が焼けるかもしれない。

なんかの映画の動画で、飛び降りを見たことがある。駅のホームで、クラスの生徒全員で一列に並んでみんなで手を繋いで「いーち、にーの、」と言いながらみんなでジャンプ。

 

 

 

血は本物とは違うオレンジっぽい色であまり怖くはなかった。僕は、人が轢死体となった事実よりも残骸の方が怖いのかもしれない。

 

ねこぢるの作者は31歳の若さで自殺した。その人の作品が大好きだった。あんな作品を書きたいと願うくらい。でも僕はあまりにも死と遠い。人並みに苦しんでいるけれど、僕はねこぢるには到底とどかないのかもしれないと思うと辛くなる。何故だろう。自殺してなくてもすごい作家はいっぱいいるだろうに。

 

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ねこぢるの作者がインドに滞在?旅行したものを描いたもののとある1ページ。

人の死体が焼かれていてもこの程度の感想しか湧いてこない、この事実が今の僕にとっての真理だ。

 

人間なんて所詮この程度だよね、ということを軽快に描きたい。