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他人に興味なんて持てないの

だってみんな僕とは違う景色を見ているんだもん

そのズレを人は面白がったり遠ざけたりする

気持ち悪い。

だって全ては自分次第。

人を殺したっていいじゃない。

僕らに''価値''なんてない。

人間が生んだ''価値''を以て人間を見定めるなんて。

気持ち悪い。

神様の天秤はどこかしら。調味料は、キッチンの奥?

振りまいて、壊してみたい。フォアグラを作るときのように。

100匹のスズメバチのカゴの中にカマキリを放り込むように。

''価値''は偶然。

だからもう1回遺伝子を裂いて、切り分けてしまおう。

 

そうしたら、また新しい世界ができると思うんだ。

僕は神と変わらない。だって、人間が定義した神なんて、人間程度だもの。

人間はいつだって孤独。

だからせめて、虚像が欲しい。

微睡みの中でなら、人が定義した人と1つになれる気がした。

その時、お互いに価値なんて見えなくなっているから。

 

溺れてしまいたい。

海の中に大きな泡を作って、あなたと一緒に入りたい。

星星も話したことのないような未来の話をしましょう。

未来が宇宙の扉の先を行ったとき、海の底、ふたりの運命が、現れる。

 

歩己

 

 

※11月2日から交換日記を数人で始めたのだが、自分の詩(?)が好きなのでここに公開することにした。