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春休みカフェ巡りするぞ！の会。念願の第一弾。『コーナーハウス』。深夜24時までやっているらしい。野村と日下と来た。お花がたくさんあった。綺麗。音楽もいい感じ。店長がちょこちょこ機械をいじって選曲している様を見れたのが新鮮だった。たしか、コンボという機械だったような。蓄音機も置いてあった。

たしかエチオピア、だったはず。とにかく飲みやすい。苦いけど渋みがなくてスッキリしてる。エスプレッソみたいな重みのあるものを愛飲してたけど、これはこれで好きかも。

白薔薇？かな？花言葉は「純潔」「私はあなたにふさわしい」「深い尊敬」だって。テーブルに飾ってあるチューリップ。「愛の告白」「真実の愛」。

こんなふうに色々な花が飾ってあった。

変な話だが、僕は店内から夜景と共に映る信号機の赤色が好きだ。危うい世界の隅っこで人々が集まって珈琲とお花を囲み、まったりと過ごす。そんな雰囲気がある。そんなことを思いながら二人の会話を聞いていた。2人はカップルらしい話をしており、僕は数本の赤いチューリップを突っついたり撫でたりしながらその時間を楽しんだ。日下が眠いと言って帰った。その後も野村とゆっくり喋った。僕の最近の精神事情や生活の変動とか、野村自身の悩みとか。

こうして野村とまったり話すのが特別好きだなあと感じる。ひたすら思考をぐるぐるさせながらお互い、どうしようねえ、ってテーブルに突っ伏しては顔だけあげて、なんとなく目を合わせたり。深い思考回路に落ちる感覚。暗い深海の中で時間を過ごしているような。

カフェ巡り第一弾。コーナーハウスでした。