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学校が本格的に始まった。準備期間と称した2週間程度の追加休憩も終わり、パソコンの前で授業を受ける時間が増えた。崩壊していた生活リズムだとか自分の状態のことが心配だったが、思ったよりも上手くいっている。元々勉強に精を出す方ではなかったが、昨晩は夕食の前後合わせて3時間ほど机に向かっていたし、今のところ課題も着実にこなしている。今のところ、と言ってもまだ3日目くらいだけれど。

これにはきっかけがある。先日、趣味垢の知り合いがとあるチャットに誘ってくれた。Discord、というアプリなのだが、まず基本はLINEと同じ。参加した人は一つのグループに所属することになり、そのグループ間でいくつかルームが用意されている。

①フリールーム

ここでは自由にチャットをすることが出来るが、ほとんど使用されていない。

②勉強・作業ルーム

これはLINEの通話みたいなもの。自分のマイクを拾わないミュート機能があるので、ギターをしたり、オンライン授業を受けたりする場合はこの機能を使うようにしている。

③時間宣言チャットルーム

これはチャットで、自分が「いつ」「何をするか」を宣言するルーム。例えば「10:00~11:30 読書」とすると、その時間帯は②のルームにいなくちゃいけない。言うまでもないがペナルティとかはない。

④休憩・雑談ルーム

これも②と同じ、オンラインでお互いの声が聞こえるルーム。たまに誰かがやって来て、おしゃべりをする。勉強と勉強の合間にここにいることが多い。

 

以上4つのルームがある。勉強する時は②のルームにいるわけだが、これが思ったよりも集中できた。体感自習室。誘ってくれた知り合いはマイクをONにしており、僕のスマホから彼女のペンを走らせる音やキーボードを叩く音が聞こえる。知り合い、と言っても会ったことも話したこともないような人だから(ネット上の友達だから)緊張感、というと大げさだけど気が引き締まるというか。お互いミュートにしてても同様に効くのだから面白い。

f:id:PeRcY:20200513004008j:image(②はこんな感じ。)

部内にもあったら面白いかなと思ったが 気軽に話せる友達がいないというのが肝なので控えることにした。特に誘う相手もいなかったが。

まあそんなこんなで これから勉強頑張りたいな。まずは単位をちゃんと取るところから少しずつ。授業も休まないように。

   〇

精神状態は悪くないが、やっぱり今日の活動を終えようという段階になると急にやってくる。いつものように呼吸が荒れ、そして今日は珍しく涙が出た。なんで良くならないんだという感情がそうさせた気がする。もっと言えば''何も変わっていない''ことへの恐れ。生活を少し立て直すことが出来た、これは自分の状態を悪くした原因とは全く別のことだ。関係の無いことだ。これは改善ではない、また繰り返す可能性は残されたまま。自分を救うことに必死になって自分の問題に向き合う余裕が無い。悲しいな。

 

呼吸は自分のために乱れる

涙は自分のために流れる

瘡蓋を剥がして口にする子供のような

不真面目で独善的な生